【呪術廻戦】76話感想|夏油闇落ちへのカウントダウン
【呪術廻戦】前回のあらすじ
覚醒した五条が術式【茈】を発動しパパ黒を撃破!
前回あらすじを詳しく見たい方はこちら↓
前回の感想で今週の予想をしていたのですが、思いっきり外しましたねw自分の考察力の無さに反省です。

てっきり現代に話を戻すかと思いきや、まだまだ続く過去編。今週ではついに夏油と闇落ちの理由が描かれはじめます。
※以下はネタバレが含まれますので未読の方はご注意ください。
夏油到着!でも時は既に遅し…

呪術廻戦76話より引用
硝子さんにケガを治癒してもらい盤星教にたどり着いた夏油。
そこには死体となった天内理子を抱えた五条の姿がありました。
しかしそこにいたのは呪力の核心を掴んだことで覚醒した五条。夏油は驚きを隠せず『悟…だよな?』と目を疑ってしまいます。

呪術廻戦76話より引用
天内理子を死なせたしまった責任を自分のせいだとする五条ですが、次のシーンでは盤星教も一般信者に対し驚きの一言を発します。
『こいつら 殺すか?』『今の俺なら何も感じない』
盤星教の信者は天内理子が死んだことに対し悲しく様子は全くなく、むしろ笑顔で拍手をしています。
そんな信者に対して五条は『殺してもいいのではないか?』と夏油に問いかけるのです。
この問いに対して夏油は『いい 意味がない』と返答します。

呪術廻戦76話より引用
以前京都校との交流戦の際にもパンダ先輩が『呪術師は殺しの線引きがあいまいだ』みたいなことを言っていました。
一般的には人殺しはあり得ない行為です。しかし五条や夏油は日頃から呪霊との戦いで命に対する価値観が狂ってきています。
一年後|最強と成った五条。しかし夏油は…

呪術廻戦76話より引用
パパ黒との死闘を経て一年後、呪力の核心に触れた五条は鍛錬を積みいままで意識しないと発動できなかった術式をオートマで発動できるようになります。
その五条を見て夏油は『悟は 最強になった』と思いにふけるのです。
思えば過去編になってからたびたび夏油と五条は『俺たちは最強なんだ』と発言し自分たちも最強の自負がありました。
しかし一年前の死闘から2人の力関係は離れてしまい、夏油は寂しげな表情を浮かべます。
呪霊は吐瀉物を吹いた雑巾の味
五条が【最強に成った】年は昨年頻発した災害の影響があってか呪霊が頻発。呪霊が現れれば当然夏油は呪霊を払いに行かなければいけません。
夏油は呪霊躁術の使い手なので呪霊を取り込むためには呪霊の核(原作では黒い球)のようなものを飲み込まないといけません。
なんとその味が『吐瀉物を処理した 雑巾を丸飲みしているような』と表現されています。
いままではそれでも非呪術師の為と割り切って我慢していた夏油ですが、盤星教の一件があってから徐々に不満を募らせていきます。

呪術廻戦76話より引用
現代で敵となった夏油はたびたび非呪術師を猿と表現しますが、ついに本音がでてしまう。
『猿め…』
呪術師としての方向性に悩んだ夏油の前に現れたのは?
夏油は呪術師しての方向性に悩み一人で肩を落としています。
そこに現れたのは一年後輩の灰原。
夏油は灰原に対し『呪術師やっていけそうか?辛くないか?』と問いかけるのです。
灰原は問いに対し『自分にできることを精一杯頑張るのは気持ちが良いです』と返答します。
夏油はなんともいえない表情で『そうだな』と自分を納得させたように見えましたがそこに現れたのは…
恐らく特級呪術師であるこの女性。東堂を呪術の世界に誘ったと思われる女性と同一人物です。
『どんな女がタイプかな?』
次回に続く…
感想と考察
今週は濃い内容でしたね。
夏油闇落ちの理由が少しづつ明かされて、五条との間の溝も感じられました。
しかし何といっても注目したいのが最後に出てきた特級と思われる女性です。
東堂の回想でも出ていましたね。

呪術廻戦6巻より引用
ちょっと気になるのが
東堂が小学校3年生(8又は9歳)現在は18歳又は17歳
夏油が高校3年生(17歳または18歳)現在は28歳
つまりこの女性は恐らく同時期に夏油と東堂に出会っています。
そして一言目は『どんな女がタイプかな?』ですね。そう全く同じです。
東堂の回想時点では東堂の師匠的なポジションかと勝手に思ってましたし、そう考えていた読者も多いのではないでしょうか?
しかし今回の話で雲行きが変わっていきます。
このタイミングで現れるということは間違いなく夏油の闇落ちの決め手を作るのではないでしょうか?
次回が楽しみです!
最後までご覧いただきありがとうございました。